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メンタリストDaiGo【激痛】足つぼ意味ない説という動画にアンサー動画を撮りました ここはな整体院|大阪市生野区鶴橋

足つぼ・リフレクソロジー意味ない説

メンタリストDaiGoさんが

『足つぼ意味ない説』という動画をあげている

というのをある方のYouTubeで知りました。

 

その方の反論(?)動画はすごく悲しそうで憤りを感じている風だったので、てっきりメンタリストDaiGoさんがけちょんけちょんにいつものDaiGo節で足つぼリフレクソロジーをこけおろしているのかと思っていました。

 

それから1週間ほどたってやっぱり気になったので私もメンタリストDaiGoさんのその動画を拝見しました。

 

そしてまず感じたことは

「DaiGoめっちゃ普通のこと言うてるやん」ということ。

 

つまり、メンタリストDaiGoさんの言う『足つぼ意味ない説』には概ね納得

 

賛同します。ということです。

 

 

え?じゃぁ足つぼって意味ないの??効果ないってこと???

 

いいえ。

 

意味あります。

 

メンタリストDaiGoさんはユーチューバーとしても活躍されていてYouTubeの視聴回数が彼のひとつの収入になっているので動画のネタに足つぼがやり玉にあげられた格好になったのかなという印象です。

 

それも紹介したい本や結論(論文)ありきで、そこにたどり着くには足つぼが良い題材だろうと考えたのかもしれません。

 

あくまで推測ですけど。

 

で、論文発表されているもののデータ(の一部)をお話されているのですが、実際の実験の結果なので、ひとつの事実として受け入れる以外にありません。

 

ただ、まるで足つぼが魔法の類や神の所業であると思っている人達がいて、それを否定したデータを持ってきたよというような不思議の世界のやり取りだなーという感想です。

 

メンタリストDaiGoさんの動画に出てくる仙人の話、教祖の話はすごく浅くて子供じみています。

 

とても人気と影響力のあるメンタリストDaiGoさんですが、いつもはまったくの門外漢で「博識なんやなー?」くらいに思っていましたが、今回私の得意分野のお話をされて

 

「あ、彼もこういうレベルでいろいろ話をしているんだなー」と知れたのが良かったと思っています。

 

 

足つぼは内臓と直接つながってはいない

私は現在で約15年足つぼにたずさわってきました。

 

私たちは反射区というものをまず学びます。

 

足裏の反射区の多くは内臓です。

 

実際にほとんどの方の足つぼのイメージは

 

足つぼ=内臓 ではないでしょうか。

 

それ以外では、足つぼ=単なる足のもみほぐしマッサージ かなと思います。

 

・内臓とつながってるよ

・内臓の状態がそこに出てるよ

・そこが痛い・硬いと内臓が疲れてるよ

・そこをほぐせば内臓に刺激が行くよ

 

そんな風に学んだセラピストが多いと思います。

 

私もそのよう学びましたので当然、

足つぼ=内臓につながってる

反射を通して刺激がダイレクトに内臓に行ってる とだけ考えていました。

 

が、実は足つぼも整体やマッサージと同じく運動器(筋肉、靭帯、関節など)の刺激だということに気がつきました。

 

そのことは初めて足つぼを学んだときに手にし、コトあるごとに見返したすごく定番で基本的な反射区表に書かれてあるのに、多く(すべて?)の足つぼセラピストが読み解けていなかったのです。

 

もちろん私もです。

 

私がこのこと(足つぼは内臓と直接つながっていない)に気づいたのは整体を学んだからだと思います。

 

整体の考え方のひとつに重心と重心支点の考えがあります。

 

その観点から足つぼや反射区表を眺めると、足つぼは運動系(筋肉・靭帯・関節など)の医学だったということを読み解くことができました。

 

そしてこの足つぼ業界が少しでもレベルアップするきっかけになればとの思いから、

 

メンタリストDaiGoさんの『足つぼ意味ない説』の解説と私の足つぼの考えを動画にしました。

 

一般の方には少し難しい部分もあるかもしれませんが興味があればぜひご覧になってください。

 

足つぼは体の歪みを直す技術

足つぼは運動系の医学ということを少し解説しておきます。

 

私たち人間は立って生活をしています。

 

その体重や重力を一身に引き受けているのが足です。

 

その体重や重力を足のどこが引き受けるのか?というと、それが体の重心と重心支点となります。

 

例えば右手をよく使って疲労していたり、寝不足や暴飲で肝臓の機能低下を招いているような方は体の右に重心が偏りやすく、その支点が右足にくる傾向にあります。

 

こういうことから足つぼでは肝臓の反射区に痛みや硬結が出やすいということになります。

 

この例では、右手を使う疲労タイプの方でも肝臓の反射区に痛みが出る傾向にあるということです。

 

つまり、肝臓の反射区が有痛でも肝臓機能が低下しているとは言えないケースが存在するんだと重心と支点の考え方が教えてくれています。

 

ここが大きなポイントなのですが、足つぼは重心支点を刺激・操作する技術なのです。

 

そして重心支点と重心点は2つで1つ、必ずニコイチなので、支点が移動すれば重心が移動することになります。

 

勘のいい方ならもうおわかりかもしれませんが、重心の偏り(偏在)が体のゆがみですので、重心が移動するということが身体の歪みを直すということになります。

 

つまり足つぼは、支点移動によって重心移動させ体の歪みを直していると言えると思います。

 

 

身体の歪みが直れば内臓の機能が回復する

動画でもお伝えしましたが、内臓は身体を容器として身体に内蔵されているものです。

 

ですから容器(身体・骨格)が歪めば中身(内臓)も影響を受けるわけです。

 

そういった観点から

 

足つぼは重心支点から身体の歪みを直す→その結果、内臓が機能を回復する

 

というのが足つぼが内臓に効いてくる本来の姿ではないでしょうか。

 

ここで一つ注意しておいてもらいたいのですが、メンタリストDaiGoさんも動画で少し触れていますが、足つぼで病気がわかるのか?という問題に関わってくる話です。

 

足つぼで病気がわかることもあるかもしれません。

 

足つぼで病気が治ることもあるかもしれません。

 

ですが、病気であるなら基本的には病院に掛かるべきだと考えています。

 

ただ、病気の中身が器質障害ではなく、機能低下であれば足つぼがお役に立つかもしれません。

 

例えば、症状はあるのに病院の検査では異常なし。このような状態は機能低下と言えるかもしれません。

 

胃もたれするんだけど、胃カメラ飲んでもきれいとか。

 

 

重心支点は足だけじゃない

ここまでお付き合いくださった方の中には、

 

「じゃぁ寝たきりの人は?」

「なにかの事情で足のない人は?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

重心を支える点は足だけではありません。

 

寝たきりの方であれば背面が広くそうでありますし、足のない方が座位であればおしりに支点がくるでしょう。

 

実際に見て、どこで身体を支持しているか?ということです。

 

デスクワークの多い現代では足つぼと併せて骨盤調整で臀部(おしり)の筋肉(大殿筋など)をしっかりほぐすことが健康の維持・回復にとって有効でしょう。

 

ここはな整体院で圧倒的人気の施術メニューは足つぼと整体のセットメニューです。

 

お客様の声からすれば足つぼが気持ちいいということもありますが、私がお伝えしたような考えで施術させていただいているからここはな式足つぼは癒されながら良くなれると人気なのかもしれません。

 

もちろん整体のみのお客様も多数いらっしゃいます。